こんばんは(^^)/
先日、ブログを書いている時に、肝心な事を思い出しました!
色々な事を書いている中で、イタリアンなのにパスタの事を何もお伝えしてない!と(´゚д゚`)
そこで、今回はパスタについてのお話にします(;’∀’)
ただ、パスタの種類などについては色々な方が紹介してますし、知ってる方も多いと思います。
なので、ここではGOCHI目線でパスタのお話をしたいと思います(^^♪
GOCHIで使ってるパスタは?
今、GOCHIで使っているのは、イタリアン産のデュラムセモリナ粉100%の乾麺を使っています。
このパスタのこだわりとしては、「パスタ発祥の地」グラニャーノで作られている物で、ベスビオ火山からの吹き降ろしの乾いた風と、海から吹き上げてくる湿った風が、パスタの乾燥をゆるやかに仕上げ風味が強くプロテインを多く含むパスタなんです(^^)/
また、ソースとの相性も考え形状も1.7ミリにし、万能タイプとも言えるスパゲッティを使っています。
ところで、パスタを作る工程で小麦粉を練った後、専用のパスタマシンで紐状にしたり形作ったりするんですが、この時使う鋳型(お菓子作りで使う口金のようなイメージ)がどんな物かで、実はブロンズタイプなのかテフロンタイプなのかが分かれるんです。
ブロンズタイプと言うのは、簡単に言ってしまうと銅で出来た口金を使って、パスタを押し出して作った物です。
また、口金の金具の部分の表面が粗いので、パスタの表面もその摩擦でザラザラした出来栄えとなります。
なので茹でた後、ソフトに扱わないと、麺が切れたり壊れたりしやすいんです(^-^;
ただ、ソースとの絡み具合は抜群です!
ちなみに、GOCHIはブロンズタイプを使っています♪
そしてテフロンタイプと言うのは、ブロンズとは逆に口金をテフロン加工(もしくはそれに準じた加工)してある物を使って作られた物です。
こちらは、金具の表面が整っているので摩擦も少なく、ツルツルした表面のパスタが出来ます。
ツルツルとした表面なので、ソースは少々絡まりにくいですが、時間をおいてもパスタが伸びにくく、丈夫なのでしばらくは食感と風味が長続きします。
究極のアルデンテを求めて
ボクがいつもスパゲッティを作りながら意識している事、それは2つあります。
一つはソースです。
これは、後程詳しく説明(次の段落参照)させてもらいますね!(^^)!
そして、もう一つが「食感」です。
やはり、パスタだけでなく麺系の料理は伸びてしまうと満足度がすごく下がると思います(*_*)
そして、今ではよく耳にする「アルデンテ」!
ボクは、ここに神経を集中させています!
アルデンテと言っても、人によってさらに細かく分かれると思います。
ボクの常に目指すところは、口に入れて軽く噛んだ瞬間、「あれ、ちょっと固い?」と思わせる位のわずかな芯を残しつつ、奥歯でグッと噛むとサクッと切れる…そんな食感を楽しめるスパゲッティです(^^)/
しかし反面、実は妥協しているところがあります・・・
それは、盛り付けです( ;∀;)
いえ、決してドサッと粗末にお皿に盛っているわけじゃないので、安心して下さいね(^-^;
ボクが言う盛り付けは、お皿に持った後、見栄え良く飾りを付けたり、さらに具材を置いたり、と言うことをしないということです。
その理由として、パスタも「活き物」だと思ってます。
なので、時間と手間を掛けて盛り付けるくらいなら、最高の状態で茹で上げ、ソースにしっかり絡んだパスタを食べて欲しい…そんな思いで作っています(*^^*)
そして、ボク自身パスタの食感を大事にしたいことから、生パスタは扱わずに、とことん乾麺でアルデンテを極めていきたいと考えています( `ー´)ノ
ソースの味をどこまでも貪欲に・・
実は、パスタを調理している上で、1番ボクが熱を注いでいるのがソースです!
なんでパスタのソース(‘Д’)?
パスタの生地でも、茹で加減でもなくソースなの?と思われるかもしれません(;’∀’)
理由の一つとしては、フレンチ歴が長いせいか、無意識にソースに力を入れているのかもしれません(^-^;
あとは、パスタはつい食感にスポットが当たりがちですが、ラーメン同様にスープ(ソース)が決め手だと思ってます。
ちなみに、ここで言うボクのソースは、具材も含めての話です。
旬の野菜の食感や味、魚介の持つ旨味などすべて含めた上での全体のソースの味としています。
なので、トマトやクリームを入れるタイミングや煮詰め加減、野菜を炒めたり入れる時間など、かなり神経を使ってソースを仕上げています。
仮に、もし野菜の入れるタイミングが早過ぎると、野菜は溶け出して食感が損なわれますし、クリームを詰め過ぎたりオイルを入れ過ぎたら、重た過ぎるソースになってしまいます(>_<)
幸い、お客様からも・・
「ここのクリームは重くなく、飽きることのない味だね」
「オイル系のペペロンチーノも、あっさり食べられるよ」
といった、ありがたい言葉を頂いたりしてます!
いや、本当に嬉しいです(*´ω`*)
ありがとうございます(T_T)
そんなアルデンテの食感とソースの味に日々磨きをかけながら、これからも鍋を振り続けていきたいと思います(^_^)v
閲覧、ありがとうございましたm(__)m
p.s
これから暑くなってきたら、冷製も始めます♪
やはり、暑い日には冷たい料理が欲しくなるものですよね(*^^*)
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