GOCHIのオーナー: 後藤 友亮(ごとうともあき)のプロフィール

オーナーシェフ: 後藤 友亮(ごとうともあき)

〜GOCHIのオーナーシェフへの「5つの質問」〜

1.お店の名前の由来は?

お店の名前は僕の料理人としての信念なので、すごくこだわりました。

その信念とは、お客様からいただける「ご馳走さま」という言葉。僕の料理に心から満足してもらえたときに自然と出てくる言葉、「ご馳走さま」を聞きたくて、GOCHI(ゴチ)と名づけました。

その一言を聞けるのは、料理人として最高の喜びだと思います。

2.この地で開業した理由は?

じつは、僕の出身地は広島です。そして学生時代や料理人修行時代は都内、横浜などで過ごしてきましたが、今は家族とともに妻の地元である四街道を生活の拠点としています。

開業の候補地はいろいろとあったのですが、やはり自宅が近い方が本当の意味で地域密着になると思い、四街道で開業させていただきました。

四街道市役所のすぐそばにあるので、初めて来店される方にも「市役所を目指してください」で、わかりやすいと言われます。

それに、この地で開業したおかげで多くの方とのご縁をつくることができて感謝。正しい決断だったと思います。

3.開業時の苦労は?

一番頭を悩ませたのはお店の内装やデザインです。どのようなデザインにしたら、お客様に気軽に来てもらい、親しんでもらえるか、と頭を悩ませました。

提供するのは安心・安全で選びぬいた食材と一流ホテルなどで磨いた腕をふるうイタリアン。でも、お客様がリラックスできるカジュアルな空間をつくりたい。

こちらもこだわり過ぎて、想定した以上に費用と時間が掛かってしまいました。でも、お客様とキッチンとの距離がグッと近くなり、料理を召し上がる方の表情まで見れるようになりました。

4.GOCHIの料理を楽しんでいただけるのは、どういうお客様か?

美味しいものを安心して食べたい、体に優しい自然派ワインを楽しみたい、大事な記念日に大切な人と美味しい記憶をつくりたい。

GOCHIはそんな想いをもつお客様に喜んでいただける自信があります。

※自然派ワインについては、ぜひメニューページをご覧ください。

5.休みの日は何をしているか?

開業前まではゴルフに行ったり、ツーリングしたり、家族とキャンプに行ったりしていました。

今は、お店が忙しくなり定休日でもキッチンから離れられません。料理が好きなので苦にはなりませんが、たまには時間を取って家族サービスをしなければいけないと思っています(笑)

〜シェフの経歴から分かる「美味しい料理」を生み出し続ける秘密〜

横浜ロイヤルパークホテル

一番在籍期間も長かったこともあり、俗に言う「ホテル仕込みの味と技術」をメニューに取り入れることによって、同じ食材を扱ってもクオリティの高い料理を提供、または盛り付けをすることが出来るようになりました。

また、この下積み時代があったからこそ、ぶれない味、というものを作り出せます。 またサービスにおいても、カジュアルな雰囲気の中にちょっとしたプラスアルファで質の高いサービスも取り入れることを学びました(例えば、ワイン提供時など)

レストランオーブ(港区)

病院の中に、といってもただの病院ではありません。メディカルセンター内の本格イタリアンレストランで、健康に配慮したメニューを提供していました。

健康志向なので使う食材には細心の注意を払い、また、お年を召した方向けに和の食材や野菜を中心としたメニュー構成に対応していました。

その時の経験からも、GOCHIでは油に配慮した料理(飽和脂肪酸、特にバターなどは使わない)を心掛けています。

なので、当店ではピザやパスタはもちろん、肉料理にもほとんど動物性の油は使っておりません。

GOCHIではパスタに玉ねぎではなく長ネギを使ったり、積極的に旬の野菜を取り入れたメニューを提供しており、季節感も大事にしています。

葉山ホテル音羽ノ森

自然豊かな土地という事もあり、調理技術もさることながら素材についての知識を深く掘り下げていくことが出来ました。

また、地元近郊の佐島の魚や相模湾で水揚げされる魚、鎌倉野菜を通して『地産地消』の概念に深く影響され、GOCHIでも銚子で水揚げされた魚や、『健康の極み豚』林豚といった千葉ならではの自然の恵みを積極的に取り入れています。

野菜に関しても、ゆくゆくは地元野菜を取り入れていく予定です。

〜シェフの料理人としてのエピソード〜

もともと、子供の頃から割りばしで鉄砲作ったり、プラモデルを作ったりと、物を作ることに興味がありました。

それに、親が共働きという環境もあってか、料理を温めたり煮てみたり焼いてみたりもして、料理にも関心があったと思います。

そこがルーツとなっており、大学2年の終わりに就職活動を意識し始めた時、ふと「自分は将来何がやりたいのか?」と考えた時、真っ先に料理という仕事が出てきました。

そこから大学に通いながらダブルスクールで夜間の専門学校に通い、「どうせやるなら、ホテルのような大きな所で腕を磨きたい」と思い、大学4年の時、横浜ロイヤルパークホテルにまずはアルバイトとして働きだしました。

「なぜ、アルバイトから?」とよくいわれますが、当時はホテルの調理希望者の数が多く、倍率も高い中、自分の年齢も考え大学卒業してからでは遅い!と思い、恩師でもある調理学校の先生に無理を言って入れてもらいました。

当時は世田谷近辺に住んでいたんですが、大学に行きながら夜は専門学校に行き、空いてる日に横浜までアルバイトしに行き、と今思えば中々ハードな日々を送っていたと思います。

そんなこんなで無事に就職出来たんですが、やはり調理の世界も職人の世界。想像はしてましたが、厳しい下積み時代が待っていました。

しかし今こうして自分の店を開き料理を作っていられるのも、あの時があってこそだと強く感じています。精神力や忍耐力、継続力、といろいろなことを学ばせてもらったと思っています。なので、これまでお世話になった店やホテルには本当に感謝してます。

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