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こんばんは(^^)/

 

どこかの海賊団のようなセリフで失礼します(笑)

 

突然ですが、皆さんに質問です!

 

ふとした時、無性に食べたくなる料理って何ですか?

 

・・・・

 

ラーメンや寿司、焼肉と人それぞれ色々ありますよね(‘;’)

 

ちなみにボクは、蕎麦です!

 

特に昔何があったわけでも、テレビで見たわけでもなく、やたら蕎麦が食べたくなるんですよね〜( *´艸`)

 

個人的には、家の近くに24時までやってる蕎麦屋が欲しいです(笑)

 

さて、何でこんな話を最初にしたかと言うと、GOCHIにも・・

 

「ペペロンチーノが食べたい」

 

「今日はペペロンチーノの気分なんだよ」

 

とおっしゃるお客様が結構いらっしゃいます(^^)/

 

そんな中「ニンニクと唐辛子だけのシンプルなペペロンチーノを作ってもらえる?」と注文されるお客様がいると、

 

「来た(゚д゚)!」

 

ボクの中で、一瞬緊張感が走ります。

 

と言うのも、オリーブオイルとニンニク、唐辛子だけを使ったペペロンチーノって、シンプルだからこそ一切の誤魔化しが効かないんです(^-^;

 

麺の固さ、味、ソースの乳化、すべて料理人の腕一つで良くも悪くもなる、、、そんな料理です。

 

普段、様々な注文を受けて色々と同時進行で調理しているんですが、このシンプルペペロンチーノが入った時だけは、これだけに集中します(笑)

 

と、話が長くなってしまいましたが、ペペロンチーノってそもそも何なんだろう?

 

まずは、そこから紹介していきますね(^^)/

 

 

 

ペペロンチーノの別名は「絶望のパスタ」??

 

 

ペペロンチーノは、パスタと言うだけあってイタリア料理です。

 

ただ、このペペロンチーノの考え方や定義は、日本とイタリアではだいぶ異なります。

 

ちょっと見てみましょう(^^♪

 

イタリア語で、アーリオはニンニクを、オリオは油(特にオリーブ・オイル)を、ペペロンチーノはトウガラシを意味する。これら3つの素材をソースに用いたパスタ料理を指す。
パスタとしてスパゲッティを選んだものが、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノである。このパスタは別名「絶望のパスタ」とイタリアでは呼ばれることがあるが、その理由は諸説あり、一例として「貧困のどん底にあってもオリーブ油とニンニクと唐辛子さえあればなんとかなるパスタ」との説がある。
日本とは異なり、本場のイタリアでは簡易な家庭料理として扱われており、レストランのメニューに並ぶ事が殆ど無い料理である。

 

 

う〜む、だいぶ違いますね(゜゜)

 

GOCHIでもそうですが、確かにニンニクと唐辛子、オリーブ油だけを使ったペペロンチーノはメニューにしていません。

 

ただ、これに旬の具材やブロード(出汁やブイヨンといったもの)を足して、「〜のペペロンチーノ」として提供しています♪

 

そして、先程も少し触れた通り、シンプルなペペロンチーノは料理の腕前がストレートに出ることもあり、そのレストランの味を知るためのツールにもなります。

 

ちなみに、昔先輩でレストランを食べ歩いていた人がいるんですが、行く店行く店で

 

「シンプルなペペロンチーノ下さい」

 

と頼んでいました(^-^;

 

もはや、道場破りならぬ、レストラン破りですね(笑)

 

機会あれば、GOCHIでもオーダーしてみて下さい(笑)

 

 

 

ニンニクの力

 

 

ペペロンチーノと言えば「ニンニク」ですね。

 

そして、ニンニクと言えばイタリア料理と言うくらいよく使います!

 

せっかくなので、ニンニクのステキな効果も紹介しましょう(^^)/

 

 

吸血鬼ドラキュラの魔除けで有名なように、ニンニクの強い殺菌作用は洋の東西を問わず古くから知られてきた
こうしてできた揮発性のある有機硫黄化合物のアリシンこそ、あのニンニクの匂いの元であり、強い殺菌作用を持つ物質だ。
ニンニクやタマネギなどのネギ属は、草食動物に食べられ、細かく砕かれて細胞が破壊されると、アリインやアリナーゼによってアリシンを作り出す。ニンニクの刺激臭やタマネギを切ったときに出る催涙性の硫化アリル(Diallyl sulfide)は、これらの植物が草食動物に食べられにくくするための防御反応によるものと考えられ、イヌやネコにネギ類を食べさせないよう注意される理由にもなっている。
つまり、ニンニクはそのままでは殺菌作用のあるアリシンを持たないが、切断されたりすり下ろされたりすることでアリナーゼが触媒になってアリシンができるというわけだ。アリシンは抗酸化作用や殺菌作用を持つが、ニンニクに含まれるビタミンB1の吸収や体内保持にも役立っていると考えられ、血液凝固を抑制する抗動脈硬化機能や血圧低下作用もあるようだ(※4)

 

 

ニンニクの臭いの正体は、この防衛本能に似た特徴からくるんですね。

 

また、殺菌作用が強いということに関連した話で、うちのスタッフでニンニクの皮剥きをしている最中、指が赤く腫れた子がいます(゚д゚)!

 

やたらヒリヒリするし痛い!

 

これも、ニンニクの殺菌作用の影響なんでしょうね(;’∀’)

 

それと、生のニンニクやおろしたニンニクを食べ過ぎて胃が猛烈に痛いということも聞きます。

 

おそるべし(´Д`)

 

では今度は、メリットです。

 

まず、このアリシンは疲労回復に役立ちます。

 

そもそもアリシンは、硫黄化合物なのですが、そう言われると匂いが強い理由も納得できる気がしますね。

 

ちなみに、アリシンには次のような効果があります。

 

タンパク質の消化を促進する

胃液の分泌を促進する

代謝作用を高める

 

胃液の分泌が促進されれば、栄養を吸収しやすくなりますので、疲労が回復するということですね。

 

さらに、代謝が低下することでも疲労は溜まって行きますので、代謝作用が高まることによって疲労を回復する効果が期待できます♪

 

要は、使いようと使いどころですね!(^^)!

 

ちなみに、加熱すると効果はどうなのか?

 

今のところ、完全には解明されていないみたいです(;’∀’)

 

ただ、効果は減ってしまうものの、身体にはちゃんと現れるみたいですよ(^^)/

 

 

 

GOCHIのペペロンチーノ

 

 

さて、最後にGOCHIのペペロンチーノはどうなのか?

 

メニューにはしていないんですが、実際にお客様より要望があった時のペペロンチーノを紹介しますね♪

 

まずはニンニクの香り出しから・・

ここで重要な事は、ニンニクをじっくり炒めて「キツネ色」までもって行きます。

なんでキツネ色(‘Д’)?

 

そう、よく言われるこのワード・・

 

理由としては、まず香りですね。

 

ニンニクの香りが一番立つのが、このキツネ色なんです!

 

そして、他にもメリットがあります。

 

上で紹介した通り、生のニンニクは殺菌作用が強いので、生に近いと胃が痛くなったりします。

 

また、中途半端に火を入れた物では「香り」ではなく「臭い」と感じてしまうんです(^-^;

 

逆に、しっかりと火を通してあげることによって、身体にも優しく思いの外あっさりと食べることが出来ます(*^^*)

 

そして、ここにパスタの茹で汁投入!

 

沸かせて乳化させます。

 

ちなみに、これは乳化せずに油が分離した状態です(*_*)

 

しっかりとソースとオリーブオイルを乳化させ、パスタが茹で上がったら・・

 

振る!

 

混ぜる!

 

これが、パスタとソースがしっかりと絡んだ状態です(^^)/

 

ちょっと分かり辛くてスミマセン(;’∀’)

 

よく、ニンニク料理はちょっと…

 

という話を耳にします。

 

そんな方にこそ、是非召し上がって頂きたいですね(^^♪

 

ニンニクの持つ風味や旨味、食欲を最大限に引き出す香り、そして身体にも良い、そんなペペロンチーノを試してもらえたら嬉しいです(^^)/

 

閲覧、ありがとうございましたm(__)m

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