3月に入り、GOCHIも昨日よりメニューと内装の衣替えをしました。
そして春を意識した料理をご用意したかったので、旬の食材はもちろん、見た目も明るく華やかな物にしています。
それでは、一つづつご紹介します。
スモークチキンと菜の花のトマトスパゲティー
こちらは、燻製した鶏肉と旬の菜の花を使いました。
燻製した鶏肉のササミとセセリ(首の肉)と、菜の花の苦味が絶妙に合います。
ノルウェーサーモンとほうれん草のトマトクリームスパゲティー
このパスタは、皆さん一度は食べたことがあるんじゃないでしょうか?
そのくらい、パスタ料理では王道中の王道です。
やはり、サーモンはどんな食材とも合わせてくれるオールラウンダーな魚です。
それを、人気の高いトマトクリームソースで仕上げた今回のこのパスタは、おそらく1番人気だと確信しています!
姫竹とあさりのペペロンチーノ
アサリの旬は、産卵期を迎えるこの時期から初夏にかけてなんです。
その証拠に、それに合わせてもう少し暖かくなってきたら、潮干狩りが増えてきますね。
ボクも、家族で木更津の方に潮干狩りに行ったことがあります。
この潮干狩り・・・本当に正確が出ます(笑)
娘は真剣にコツコツ掘って、一心不乱にあさりを狩っていきます。
そして、息子は10分経った辺りでなぜか思いっきり深く掘り出します・・・
「そんな深く掘らんでも、アサリは出てくるぞ?」
すると息子
「違うよ。温泉掘ってるの」
企画が変わっとる(‘Д’)
無事に浸かることができていました。
とは言え、帰って獲得したアサリを食べて一言
「このカイカイうまい!」
旬の味を堪能出来て、アサリも浮かばれます。
話がそれてしまいました(^-^;
そんなアサリと、姫竹といって筍の若竹に近い食材を合わせました。
今回は、食感が楽しめるペペロンチーノです。
そら豆のポタージュ
GOCHIでは、季節毎にスープを替えています。
その中でも、このそら豆を使ったポタージュは年間を通して1番の人気なんですよ♪
そら豆の甘さと色が際立ちます。
釜上げシラスと春野菜のパルミジャーノリゾット
シラスとチーズって、ものすごく相性が良いんです!
そこに、芽キャベツや筍、菜の花、シュガーピースなど春野菜の風味と食感をプラスしました。
口の中で、様々な食材の饗宴を楽しめます。
釜上げシラスと長ネギのガーリックピザ
今回はシラス料理をもう一つ。
理由としては、やはりこの組み合わせも外せませんでした(笑)
シラスをネギと一緒に焼くと、なんとも食欲をそそる香ばしい香りが漂います。
まさに、ピザに最適な食材とも言えます。
そして、仕上げにガーリックオイルを一回し・・・
是非、白ワインと合わせてみて下さい!
白魚のフリット ハーブマヨネーズ添え
こちらも、旬の白魚を使ってフリットにさしました。
シンプルに揚げただけですが、これがワインに1番合う調理法でした。
またハーブを混ぜたマヨネーズを付けると、もう止まらないでしょう♪
自家製サーモンマリネ マスタードビネガーソースとそら豆のパウダー添え
今回このメニューとパスタにサーモンを使ったのには理由があります。
それは・・・
サーモンが大好きな常連様がいた!
です。
え?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ボクにとっては大事なことです。
極端な事を言えば・・・
お客様「今日はこんな物が食べたい気分なんだよね」
ボク「それ、作ってみましょう」
こんなやり取りがあっても面白いし、作る側としてもやり甲斐があります。
お客様のその日の気分に合った料理を提供する・・・
もちろん、食材やお店の状況で限界はありますが、それこそ飲食店の極みではないでしょうか。
先日も・・・・
「仔羊が大好きなので、思いっきり食べたい!」
そのお客様には、塊で焼いて豪快に仕上げました。
また、同じく・・・
「本格的なバーニャカウダを一度食べてみたい!」
その時は、県産の地野菜をふんだんに使って、ニンニクのコンフィとアンチョビで特製ソースを作り提供しました。
料理人としては、一番の腕の振るいどころですね♪
さて話が少し逸れましたが、そんな話をしていた時のきっかけが、このサーモンマリネです(^-^)
ノルウェーサーモンを使って、まずは岩塩とザラメ糖、砕いた白粒コショウで丸一日マリネします。
そもそも塩だけをまぶすと、塩っ気を強く感じます。
なので砂糖も一緒に使うのが基本ですが、ボクはあえて粗いザラメを使います。
その方が、塩分も糖分をゆっくりじっくりサーモンに浸透していくので、驚くほどマイルドになります。
そして一日経った後、丁寧に表面を洗い流し氷水に入れて塩抜きします。
その後、塩抜きしたサーモンの水気を拭き取り、冷蔵庫の中にラップなどせずに、そのまま入れ半日乾燥させます。
なぜ乾燥させるかと言うと・・・
余分な水分を排除し、純粋に凝縮されたサーモンの味を楽しむためです。
ちなみに、オイルなどに浸けて保存すると日持ちします。
こうして出来上がったサーモンは、しっとりかつ滑らかな味わいで、サーモンの旨味も極限まで凝縮されています。
そこに、マスタードと白バルサミコ、ハーブを合わせたソースと、そら豆を乾燥させ粉砕したパウダーを添えました。
これも、是非白ワインと合わせて欲しい一品です♪
今回の3月の季節メニューはこんなラインナップとなっています。
是非、試してみて下さい(^^)/
閲覧、ありがとうございましたm(__)m
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