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こんにちは(^^)/

 

最近は、今日のように雨が降って肌寒いと思いきや、快晴で一気に気温が上がったりと、温度の変化が激しいですね(^-^;

そして私事ですが、数日前まで歯痛で苦しんでいました(*_*)

噛むと激痛が走るので、あまり噛まずに食べようとするんですが、困ったことが起きました!

 

味を感じにくいΣ(゚Д゚)

 

ボクも知識が無く詳しくはないんですが、食べ物は噛まないと本当に味がわかりずらいです。

なので、パスタなどの味見するときは、痛みと格闘しながら半分泣きながら食べていました(笑)

そして、痛みのせいかワインのテイスティングにも影響があり、すぐに医者へ(^-^;

 

今回の件で「料理人は歯が命!」ということを、痛切に思い知りました!

 

 

さて、今回はオレンジワインの生産者について、取り上げていこうと思います(^^)/

 

 

カワイイラベルが大人気!

 

まず紹介するのが、トスカーナ州アレッツォのワインの作り手、カルロ・タンガネッリです。

最近は、この地でトレッビアーノを使ってワインを作る人が激減している中、彼は「古代ローマ時代から作られているトレッビアーノを使うのには、しっかりとした理由がある」として、個性的で優れた白ワインを作り出しています。

その理由としては、海風と山風による激しい寒暖差のある気候に加え、ガレストロと呼ばれる石灰岩と泥灰岩の混じった土壌が、トレッビアーノには非常に相性が良いんです!

 

そんなカルロ・タンガネッリの生み出すワインを語る上で、まずインパクトがあるのがラベルです(^^)/

カワイイラベルですよね(*^^*)

実はこのラベルのデザインには、秘密があります。

 

 

カルロ・タンガネッリでは、畑に鳥の巣を設置し、様々な鳥を寄せ付けています。

鳥たちは、害虫を食べてくれる葡萄を守る大切な仲間です。葡萄を守ってくれる鳥たちをモチーフとした、ヒヨコやアヒル、クジャクなどカワイイラベルが大人気です。

実は、アヒルラベルで人気の「アナトラーゾ」は、マルコの娘のコンスタンツァが4歳の頃、ワインの香りをかがせたところ、「アナトラーゾの香りがする!」家の庭にいるアヒル(アナトラ)が水浴びするような場所の香りがすると言い、アヒルの絵を描きました。

あまりにも上手な絵だったため、それをモチーフに今のラベルが誕生しました。

そして次に出来たワインは、アナトラーゾの子供だからと、「アナトリーノ」と彼女が名付けました。

後に生まれた息子がその次に生まれたワインの色を見て、ヒヨコの色みたいと言ったことからトスカーナの方言でひよこの「ピピリ」と名付けました。

ワインの誕生と共に子供達の成長が楽しめる家族の愛が詰まったワインラベル誕生秘話です。

カルロ・タンガネッリでは、ワインはもちろんのことビオロジックの畑でオリーブや蜂蜜造りをしています。

野菜やハーブのエキナシア、パッシフローラも栽培しており、フランスの化粧品メーカーと契約しています。

ワイン造りに大切なことは「情熱」「魂」「歴史」であるとマルコは言います。

「この地で生まれ、この地で育った私にとって、この地でワインを造ることは幸せなことです。

剪定はすべて私一人で行っています。毎朝起きて農作業をすることが楽しくてしょうがないのです。」

新しい挑戦として、標高600mの畑にサンジョヴェーゼをアルベッロ(株仕立て)で8年前に植樹し、「マンミ」というワインを造りました。生産量は非常に少ないですが、大樽で熟成した密度の高い凝縮感のあるワインに仕上がりました。

そう、実は子供達が描いた物だったんですΣ(゚Д゚)

他にも、様々な鳥をラベルにしているところが、特徴的です♪

 

そんな、カルロ・タンガネッリのオレンジワイン、アナトリーノの特徴としては、飲み口は優しく果実味をしっかりと感じ、キリっとドライなワインです(^^)/

そして、このオレンジワインの特徴としては、後からいくつもの香りと共に長い余韻を楽しむことが出来ます(^^♪

また、白ワインに近い印象を受けるので、GOCHIでオレンジワインが初めて、という方にはまずアナトリーノを勧めています(^^)/

ちなみに、このワインの凝縮されたブドウの旨味は、料理の守備範囲がかなり広いんです!

 

野球で言ったら、広島の菊池!

サッカーで言うと、ドイツのノイアー!

 

広過ぎですかね(^-^;

ともかく、野菜や魚、肉(豚や鳥)とかなり幅広く合わせてくれるのも、オレンジワインの特徴ですよ(^^)/

特に、豚や鳥と合わせた時に一番感じます。

負けずに、しっかりと香りや余韻を口の中に残してくれます(^^♪

 

そして、これはオレンジワインではないんですが、「ピピリ」という白ワインも非常に安定感のある味わいです♪

柑橘系の香りと、ほのかにハチミツやバニラのような甘い香りが顔を覗かせますが、決して甘くなくそして苦みも無く、程よい酸味で絶妙なバランスです!

ラベルに描かれているヒヨコのように、食事の最初から中盤にかけて、ゆっくりと歩くように飲み勧めたい、そんな白です(*´ω`*)

 

今回は、そんなカルロ・タンガネッリのワインについて、書いてみました。

もちろん、そのうちここの赤ワインにも触れようと思っています♪

大樽熟成の凝縮感のあるサンジョベーゼ主体の赤みたいなので、試飲してまた更新したいと思います(^^)/

 

閲覧ありがとうございましたm(__)m

 

 

 

 

 

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