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こんばんは(^^)/

 

8月も終わりましたね。

 

個人的に、8月は一周年イベントや、近隣の祭りや花火大会などもあり、忙しく過ごすことが出来ました(^-^)

 

ひとえに、ご来店してくださったお客様のおかげですm(__)m

 

本当にありがとうございました(T_T)

 

さて今回は、イタリアワインについてのお話です。

 

GOCHIでは、店内のワインはすべてイタリアワインで取り揃えています。

 

そこで、初心に帰る意味も含めて「イタリアワイン」の歴史や雑学、制度なんかにスポットを当てた内容でいきたいと思います(^^)/

 

 

イタリアはまさに「ワインの土地」

 

イタリアって、本当にワイン作りに適した土地なんです(^-^)

 

やはり、日照に恵まれ、首都のローマは日本の釧路とほぼ同じ緯度にも関わらず、寒冷過ぎない。

 

そしてブドウの生育期の4月~9月に、ほとんど雨が降らないという地中海性気候でもあります。

 

あ、地中海性気候は簡単に言うと、冬は温和で夏は暑いんですが、雨が少なく乾燥しています(^^♪

 

なので、ブドウの栽培には最適なんです♪

 

ちなみに、オリーブにとってもこの気候は最適で、特に日照時間の長い南では、放っておいてもどんどん育ちます(^-^;

 

そんな恵まれた大地で、ワインはどのように誕生したのか・・・

 

 

葡萄自体はなんと1万年も前から栽培されていて、ワインが生まれる前はぶどうジュースとして飲まれていました。
そのぶどうジュースが自然発酵されたことをきっかけに、ワインとして飲まれるようになったのが、ワインが生まれたきっかけです。

醸造技術を用いてワインを製造したのはメソポタミアが最初ですが、紀元前2850年ごろのエジプトでも、お酒が入っていたと思われる壷に「ワイン」という文字が刻まれていたそうです。

イタリアで醸造技術を用いてワインが製造されるようになったのは、青銅時代に入ってから。 醸造技術はギリシャもしくは南アフリカから伝わったとされていて、移住してきたエトリアル人がワインを栽培して、他国に輸出もしていました。

このころからギリシャ人はイタリアを「ワインの土地」と呼んでいたそうですから、イタリアのワインの歴史はかなり古いということがわかります。 ローマ帝国の時代、ローマの領地がどんどん拡大されたことによりイタリアワインはヨーロッパ全域に広がっていきました。

 

 

きっと、最初にイタリアの大地でワインを作って飲んだ時、感動だったんでしょうね(*^^*)

 

だからこそ、エノトリア・テルス、またを「ワインの大地」と讃えたんでしょう(^-^)

 

 

 

ワインにまつわる面白い話

 

 

次第にワインが広まっていき、ヨーロッパ全土でワイン作りが奨励されていきます。

 

そしてそんなワインの普及と、意外にもキリスト教が深く関わっていくのです。

 

・・・ん?なんで(゜゜)?

 

実は、皆さんも知っている「最後の晩餐」で、イエス・キリストが「ワインは私の血」と言ったところから、ワインはキリストの象徴となっていったのです。

 

ちなみに、ボクの知り合いにも「金宮(焼酎)はわたしの血よ」と言っている方がいます(;’∀’)

 

さて、何教なんでしょう(笑)

 

話を戻します(^-^;

 

そして布教とセットとなったワインは、ミサの度に用意され、キリスト教が拡大していくと同時に需要が高まっていったのです。

 

なので、ワインの普及や品質向上、技術革新に非常に貢献していたんですね。

 

また、他にもこんな話もあります。

 

ローマの建国者であるロムルスは飲酒制限を発令し、男性は35歳まで飲酒禁止、女性に対してはさらに厳しく飲酒について取り締まった。 それは、女性が飲酒によってハメを外してしまったら、最悪死刑になってしまうこともあったとのこと。

宗教行事で定められた祝日には、乳として飲むことは許されたそうですが、なぜ女性はそこまで厳しい決まりが定められたのかは疑問。 因みに、飲酒によって離婚をしてしまった夫婦もたくさんいたようで、妻の飲酒が原因で離婚をしてしまったという最後の記録が、紀元前194年にされてるよう。

 

 

死刑ってΣ(゚Д゚)

 

やり過ぎどころか、もはや異常ですね(*_*)

 

ちなみに、女性は完全に禁止されていた時もありました。

 

なので、心配したのか不安だったのかは定かではありませんが、この時代の男性は帰宅後、奥さんにキスをしてワインを飲んでないかの確認をしていたそうです(;’∀’)

 

 

 

生産地呼称制度

 

 

簡単に言うと、産地のブランド価値や生産物の品質を守るための制度のことです。

 

日本のお米で例えたら、コシヒカリは新潟の魚沼で作ったものだけしか名乗れない!

 

しかし、日本ではまだこういった制度は無いですが、近い将来、出来るかもしれませんね。

 

さて、イタリアワインの制度の中身を見てみましょう(^^)/

 

イタリアのワイン法=DOC法(Denominazione di Origine Controllata)は1963年に制定。

上からDOCG・DOC・IGT・VdTに分ける。

しかしキャンティのようにその質にピンからキリまであるようなワインが一括してDOCGにランクされ、逆にサッシカイアのような高品質ワインがVdTにランクされるなど多くの問題があり、度々改正されている。

(サッシカイアはその品質から、1994年にDOCボルゲリ・サッシカイアという単独のDOCとして認定された)

その後、2009年8月1日にEUの原産地名称保護制度に従って、DOP、IGP、地理的表示無しの3つに再分類された。DOCGとDOCはまとめて保護原産地呼称ワイン(DOP:Denominazione di Origine Protetta)に括られている。ラベルには三通りの表示が認められている。

DOPのみ表示
DOPに旧分類(DOCGまたはDOC)を併記
旧分類(DOCGまたはDOC)だけを表示

デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ (Denominazione di Origine Controllata e Garantita、DOCG)

統制保証付原産地呼称ワイン。イタリアのワインの最上位に位置付けられる分類で、1984年に新設された。赤ワインには紫色、白ワインには黄緑色のラベルが瓶の口に貼られている。

デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ (Denominazione di Origine Controllata、DOC)

統制原産地呼称ワイン。フランスの原産地呼称法(AOC)を模して規定された、イタリア独自の呼称規制である。しかしながら、この規制は決して成功したとは言えず、元々はイタリア産ワインの最上格に位置付けられる分類であったが、1984年にさらに上位の DOCG が設定された。

インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・プロテッタ(Indicazione Geografica Protetta、IGP) 旧称インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ (Indicazione Geografica Tipica、IGT)

地域特性表示ワイン。1992年に新設された分類で、フランスの「ヴァン・ド・ペイ」に相当する。2009年8月1日のDOP導入と同時に、旧称から「保護地理表示ワイン(IGP)」に切り替わっている。ラベルには使用されている品種と生産地が表示される。

ヴィーノ・ダ・タヴォラ (Vino da Tavola、VdT)

いわゆる「テーブル・ワイン」である。使用品種や生産地を表示する義務はない。とくにDOP申請をしないワインは、全てこのクラスに分類される。

 

・・・・呪文(‘Д’)?

 

もはや、なにが制度でどうなのか、よくわからんですね(*_*)

 

簡単にまとめると・・・

 

ワインの格付け

 

旧               新

一流ワイン⇒D.O.C.G     一流ワイン⇒D.O.P

二流ワイン⇒D.O.C      二流ワイン⇒ I.G.P

二流ワイン⇒I.G.T        庶民派ワイン⇒Vino

庶民派ワイン⇒V.d.T

 

あくまで、主観で砕いた表現にしただけです(^-^;

 

なのでVinoだからまずい、とかではないのであしからずm(__)m

 

ただ、もちろんD.O.C.GやD.O.Pと名乗れるだけあって、厳しい基準や審査を通っているのは事実です。

 

なので、ワイン選びの一つの基準には良いですよ(^^)/

 

一つややこしいのが、制度が新しくなって間もないので、未だに新制度と旧制度の表記が混在しています(^-^;

 

なので、両方とも覚えているとかなり参考になりますよ(^^♪

 

是非、ワインを買ったり飲んだりする時は、この話を思い出してラベルを見てもらえると、よりワインを飲むのが楽しくなりますよ♪

 

閲覧、ありがとうございましたm(__)m

 

 

 

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